ー協会の人事ー


2000年

8月3日(スポニチOSAKA) 『国際バレーボール連盟が日本の3放送局とも契約』
国際バレーボール連盟(FIVB)は2日、日本テレビ放送網、TBS、フジテレビの3社を含む世界の5放送局と、
10年間のテレビ放映権契約を総額1億5000万ドル(約160億円)で結んだと発表。
2001年から11年までの世界選手権、ワールドカップ、グランプリトーナメントほか、ビーチバレーの世界選手権、
ワールドツアーなどが放映の対象。


10月8日(時事通信) 『バレーは約900万円=不正受給問題』
日本オリンピック委員会(JOC)の加盟11競技団体が選手強化費などに支給される国庫補助金、助成金を
不適切に運用していた問題で、日本バレーボール協会は8日、総額約900万円の不正受給があったと発表した。
1998年度のJOC選手強化委託金(補助金)が400万円強、スポーツ振興基金からの助成金は95〜98年度の
4年間で約500万円の不適切な経理処理を指摘されたという。


10月20日(スポニチアネックス) 『 助成金流用で豊田専務理事が辞意』
「(不適切な運用は)知らなかったことだが、責任者のわたしの監督上の責任は免れない」

日本オリンピック委員会(JOC)加盟の11競技団体が国庫補助金やスポーツ振興基金の助成金を不適切に
運用した問題で、日本バレーボール協会の豊田博専務理事は19日、引責辞任する意向を明らかにした。
既に同協会の村井勉会長に辞表を提出、会長預かりの形となっているが、
23日の理事会でその取り扱いが協議される予定。
不適切な運用が明らかになった同協会では独自に調査委員会を設置し、この日、監事の会合で報告された。
関係者によると、私的な流用はなく、規定した費目とは別の費目に流用していたという。
15日に辞表を会長に手渡した。


10月23日(時事通信) 『 豊田氏の専務理事辞任を了承』
日本バレーボール協会は23日に開いた理事会で、国庫補助金やスポーツ振興基金からの助成金を不適切に
運用していた問題の責任を取って、村井勉会長に辞表を提出していた豊田博専務理事の辞任を正式に了承した。
来年3月までの残り任期は、砂田孝士副会長が兼務する。豊田氏は理事職にはとどまる。
理事会では、事態の再発防止のため、監事からの5項目にわたる提案を全会一致で承認し、不適切に運用していたと
指摘された補助金を返還することや、「事務機構改善専門委員会」(仮称)を早急に設置することを決めた。



2001年

2月5日(時事通信) 『村井会長が4選』
日本バレーボール協会は5日、都内で全国評議員会を開いて役員改選を行い、村井勉会長の留任を決めた。
村井会長は4期目。また小島孝治副会長が退任し、代わって元専務理事の豊田博強化本部長が副会長に昇格した。
市川伊三夫、砂田孝士両副会長は留任し、砂田氏は引き続き専務理事を兼任する。役員の任期は2年。


3月16日(スポーツ報知) 『松平氏が名誉会長に』
日本バレーボール協会は15日、4月に就任する理事による懇談会を開き、松平康隆最高顧問(71)を
同協会初の名誉会長に迎えることを承認した。
松平氏は1995年末、同協会の不明朗会計などを発端にした騒動のなか会長職を辞任。
しかし国際バレーボール連盟(FIVB)では名誉副会長、アジア連盟では終身名誉会長を務め、
昨年にはFIVBから20世紀の男子ベストコーチにも選ばれており、国内でも「名誉会長に」という声が強くなっていた。
実質的な権限はないが、高い知名度で協賛社獲得の世話役を期待する幹部もいる。




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